IEEE 802.11 VHT

MMACフォーラム講演会2008(PDF)でIEEE 802.11 VHTの話を聞いてきた。

  • 802.11 VHT SGは1GHz超の実効スループットを目指すStudy Group。
  • 802.11では、現在のところ一番参加人数が多い。(11nはもう収束している)
  • 5GHz帯と60GHz帯の両方を検討。2.4GHz帯はやらない。
  • 5GHz帯推進派 Motorola, Nortel, Marvell Qualcomm モバイル向け
  • 60GHz帯推進派 Wilocity, Broadcom, Atheros, Microsoft, SiBEAM 据え置き向け
  • MAC/PHYをどうするかはこれから、ぜんぜん決まっていない。
  • https://mentor.ieee.org/802.11/documents で公開される資料を読むと動向が分かる。

帯域が空いているんだし、規格化の動向から、数年後には、60GHz帯の通信システムが実用化されるのは確実。どの規格がデファクトになるかとか、アプリはどうするとか、追っかける分には楽しそうなので、追っかけていきたい。