The EMP Story
昨日紹介した文書の参考文献に載っていた「Trends & insights - Ericsson」を読んでみた。
EMPは、Erricson Mobile Platformという会社で、携帯電話端末向けのチップセットを含めたプラットフォーム作っている会社です。(チップセットの製造はST-NXPです。)
日本の携帯電話にも採用されている割には、あまり情報が無いので、Erricsonが出している文書を読んでみました。
自分の興味のある部分をまとめた。
- ErricsonのR&D部門の一部が分社化して2001/09に設立
- 本社はスェーデン Lund。
- 開発拠点は、大きいのはBasingstoke UK, Research Triangle Park North Carolina US、日本にもある。
- 2004年のカスタマーはソニエリ、Amoi, Bellware, Flextronics, HTC, LG, Lite-On, NEC, SHARP, TCL
- ビジネスモデル
- IC設計、プラットフォームソフトウェア、リファレンスデザインの提供、ソフトウェアのテスト
- ライセンス料
- アクセスチャージ+ユニット毎のロイヤリティー
- 3rd Party製のソフトウェアを含めてEMPがサブライセンスすることも可能
- 2004年 3G携帯シェアは、日本以外では40%のシェア
- プラットフォームの種類
- UがUMTS対応、EがEDGE対応、GがGPRS対応
- 1st gen 2004 U100, E100/E110, G200/G210
- 2nd gen 2005 U275, U250, E150, G250
- 3rd gen 2006 U360, U350, U300, E310, G310
- 構成